広島DOJOのあと、自分が修学旅行で訪れた頃から、「展示がマイルドになっている」ということが気になりすぎて、古書店で平和祈念資料館リニューアル前の1999年に販売されていた図録を取り寄せた。
今日やっと届いたので、今回販売されていた図録とぱらぱらと見比べているのだけど、やっぱり現在の展示は、「生々しいもの」が極力下げられていることがよくわかった。
絵や漫画でも、グロいシーンや、戦争で実際に起きた悲惨な描写が怖くて見れないという日本人が増えてきているというなか、1999年版の広島の展示は、正直、今になっては、図録だけでも「見せないで欲しい」と言い出す人がいるんじゃないかと思った。
原爆投下について解説している文章も、書き手の勢いが違っていて、現在はかなり「原爆についての資料」に徹して、スマートにまとめた文章になっているんだなと感じる。
あと、図録のほうが、構成はうまくできてるなと思った。
もう少ししっかり見比べてみて、ライジングで感想をまとめるつもり。
今夜の生放送でも語られるようなので、視聴を楽しみにしています。